薄い本作家の憂鬱

【分類】納品
【目標】作文
【報酬】
・資金50G
※返信してくれた人数分+5G
・経験値25P
・称号「創作人」
【ギルド分配】
・資金5G
【概要】
嗚呼、もう何も思い浮かばない…。キミちょっと代わりに書いてはくれないかね…官能小説でも過去回想でもなんだって良い。とにかく2,000文字以上の文に成って居ればいい。

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みるふぃゆさん (71jubojl)2019/3/21 09:17 (No.11533)削除
【画面越しのヒミツ遊び】ifエロ注意


薄らとノイズの聞こえる画面、それは月の街で開発された魔導機械であり、電波によって遠くの景色を映し出す事が出来る映像付きの電話のようなモノらしい。

そこに映し出されたのはまだ年端も行かぬ幼い少女の下半身、記録媒体を前に膝を立てる様に座り、恥部が見える様に足が開かれていた。

奥から聞こえる些細な喧騒は撮影されている場所が繁華街や民家に近い街中である事を意味していた。

傷も染みも見当たらないまるで陶器の様な臀部から太腿にかけての少女の肌は時折震え、どこか酷く緊張している様にさえ見える。

数秒間の沈黙の末に少女は自分の下着へと手を伸ばし、その細く華奢な指が下着越しに少女の恥部をゆっくりと這う様に撫でて行く。下着越しの柔らかい肉にふわりと包まれ沈んで行く指の跡がそこにくっきりと少女の恥谷がある事を示していた。

ぎこちなくも繰り返される往復を、一体この少女がどんな表情で続けていたかは分からない。画面に映し出されているのは臀部から太腿にかけてと、その間から少し離れて見える胸部だけだ。

少女の声も表情も見えぬまま心情を読み取る事も叶わず、ただ画面の中でこれから何が起きるのかとそれを凝視していると、少女はおもむろに下着を両手で持ち上げその柔らかそうな恥谷に食い込ませ始めた。

陰毛の一本さえ見えないつるつるとした恥谷の両端が見えたかと思えば、在ろうことか画面の中の少女は下着を横にずらしていった。

そこに現れたのはやはり滑らかな肌の恥丘であり、露わになった恥部の先端を擦り上げる様にゆっくり、ゆっくりと細い中指が動き始める。

最初は遠慮がちだったその動きも徐々に慣れ始めたのか少しずつ往復する速度が速くなっていき、ついには先端だけを刺激しているはずの少女の恥部から、くちゅ、と音が聞こえた。

「…はぁ…っ♡」

甘い吐息、まるで自らの恥部から漏れた水音に興奮を抑えきれなくなったかの様な反応、画面外ぎりぎりで一体少女がどんな表情でその吐息を漏らしたかは想像の範疇を超える事は無い。

「はっ…はぁ…ふ…ぅ♡」

先程聞こえた吐息からまるで我慢しなくて良いのだと開き直ったかの様に徐々に漏れ出る甘い吐息。幾度か脚が動きまるで脚を開いたままで居る為に位置を調整しているかの様にさえ思える。そこから感じ取れる憶測でしかない感情はまるで君に見て欲しいが為にその態勢を維持しようとしているかのような健気な愛欲だ。

「んぁ…は、ふ…は、ぁ…っ♡」

誰を喜ばす為でも無く、出来る事ならば抑えたいとさえ思って居るだろう吐息は徐々に、また徐々に頻度を増していく。先端を撫で上げていた指も先端の根元へ根元へと移動して行くうちにその恥谷へと埋められていき、経験の少なさを物語る様に手探りでその指は恥丘の中へと呑み込まれていく。

「ふ、んぅ…―――ッ♡はぁ、はーッ…ひ、ィ…♡♡」

下着を片手でずらしたまま、ゆっくり、中指が奥まで挿入されて行く。ずちゅ、くちゅ、ねちゃァ…、画面から聞こえてい来るのは生々しい愛液と空気が混ざり合いかき混ぜられるような音。

いつの間にか挿入されている指は中指と薬指の2本に成り、手首の動きだけでくちゅくちゅと掻き回されていた少女の秘部も、いつのまにか腕全体で出し入れを貪る様になっていく。

「はっ、はぁっ♡ んぃ…っ♡ へ、はへ…っ♡♡♡」

荒くなる息に甘い声が漏れ、まるで雌犬の様に快楽を求めて激しく秘部を翻弄し始める少女。快楽に仰け反る身体のせいか、ベッドに沈んでいた腰が持ち上がり、秘部からとろりと白濁した愛液が滴っているのが見える。

「っく、ッ♡ は、ひぃ、ぁッ♡♡ や、ぁ♡ あっ、い、ぃ、あ、はふ、んぅ―――ッ♡♡♡」

少女の声は一際激しく声を漏らし始める。もはや自身の顔が映ってしまう事にすら油断し始める程に快楽に呑まれた少女の表情がちらりと画面の端から覗き、その口元が見えた。少女は、顔を紅潮させ口端からとろりと垂れた薄い唾液が光を反射し光沢を帯びていた。

「あ、ぐッ♡ぁ…ン…く、んぅ…ッ ん、んぅっ♡ ひ、ぁぐッあ、ぁッ!?♡ や、ぁっあぁ――ッ!?♡♡♡」

そんな事に気を取られていた矢先、意図的に誰かの名を呼び、そして自分自身のその声に後押しされる様にきゅうきゅうと恥谷が脈動した。そしてきゅっと少女は膝を閉じ、それをすり合わせる様に痙攣してしまった。ちょろちょろと二本の指を伝う様にしてベッドのシーツを汚していく透明な液体に、今更ながらとても見てはいけないモノを見てしまったような罪悪感と焦燥感、そして、もっともっとそれを眺めて居たいという背徳感を覚えてしまう。

「――ッ――……っは、ぁ…♡」

余韻に浸る様に止めていた息を吐き出してはねっとりと愛液に塗れた指を秘部からゆっくり抜き取り、それを画面の前まで持ってきてねちゃねちゃと指の間で絡み合う愛液で糸を作った少女。そこに彼女から分泌された愛液がある事を見せつけ始める様にそんな事をしている少女が画面に写って居ない枠外で恥ずかしそうに、そして照れくさそうに笑みを漏らしたのをなんとなくその息遣いで悟った。

「ん…♡ グランくん、…見てくれて、ありがと……♡」

少女は最後に画面の前に居る君の名を恥ずかしそうに囁き、ごそごそと機器の録画を停止した。



………君はまだまだ彼女の思い付いたこの遊びを辞められそうにない。
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さん (717x8bbd)2019/3/21 01:16 (No.11528)削除
【とある鬼の昔話】
※過去話です。


雨の中、傘もささずに彼はボロボロで血まみれの服を着て歩き続けている。一体どのくらい歩いただろうか、そもそも何処に向かって歩いているのか……

【ねぇ、私ね。売りに出されるの】
「えっ…?」
囲炉裏の前で酒が飲めるようになったら二人で飲もうと約束した酒を飲みながら彼女はそう言った。別に珍しいことでは無かった。他にも村では娘を売りに出す家はいくつかあった。
「そんな…なんで…」
売られた娘がどんな仕事をするかなんて分かりきっている。遊女だ。己の体を売る仕事。
【大丈夫だよ、すぐに戻ってこれるからさ!】
彼女は笑いながらそう言った。それが強がりなのが分からないほど鈍感ではない。不安に決まっている、ここから離れ見ず知らずの男性と関係を持つ。
「なら…俺がお主を買う!お金を貯めて必ずお主を買う!だから、それまで頑張ってくれ!すぐに迎えに行く!」
バッと立ち上がりそう言った。確か遊女は金さえ払えば買うことが出来る。彼女は少し涙を浮かべながら【うん、ありがとう。待ってるね】と言った。それから数日して彼女は村を出た。そこからはがむしゃらに働いた。働いて働いて働いて。とにかく節約をしてお金を貯め続けた。漸く貯まってきた時に村を出て街で暮らすようになった。その方が彼女に近づいている実感がして。仕事で知り合った人に借りた為そんなにお金を払わないで済んだのは良かった。
そして始めて遊郭街に脚を踏み入れた。勿論、理由は彼女を探すために。暫く歩いていると彼女は見つかった。格子の向こう側で座っていた彼女はこちらに気付くと驚いた顔をしていた。
「もうすぐだ、もうすぐでお主が買えるからな!そしたら村に戻って二人で暮らそう!」
格子越しに彼女そう伝えれば彼女は少し寂しそうな顔をしながら笑い【うん、ありがとう】と言った。
そしてそこから月日が経ち彼女を買えるだけの金を貯めた。やっとだ…やっと彼女を…。少し小走りに遊郭街に向かい彼女を探す。だが格子の向こう側に彼女は居ない。今日は休みなのだろうかと店主に聞いた。
【彼女なら2日前に死んでしまったよ。】
何を言っているのか理解が出来なかった。死んだ…彼女が……何故…?立っていられなくなりその場に倒れ混む。
どうやら彼女は客に過剰な乱暴を受けその末に死んでしまったらしい。気づいたらそこは布団の上だった。どうやら店主が休ませてくれたらしい。
「なぁ……店主。彼女は何か言っていたか…?」
と店主に聞けば
【君が……迎えに来てくれるから生きないと…って】
それを聞いた途端悲しみは全て怒りと殺意に変わった。
「店主、その客の家を教えてくれ。」
立ち上がり脇に置いてあった自分の刀を取れば店主に聞く。店主は最初は躊躇ったものの彼女を買うために貯めた金を渡せば教えてくれた。
この街でも有名な金持ちの屋敷だった。刀を二本携えてその家に向かう。その間も怒りと殺意が身体中を駆け巡り他の事は何も考えられなかった
『彼女を殺した奴を殺す。邪魔するやつも殺す。』
そんな言葉がぐるぐるしながら目的の屋敷の前に着く。時間は既に深夜、雲が多いためかいつもより暗く感じる。大きな門の前には見張りが二人。
【おい、貴様。何をしている。用が無いなら立ち去……】
見張りの一人がそう言葉を発するがその言葉は最後まで言えなかった。ゴロンと地面に転がる見張りの頭部は先程の言葉を発した顔をのままである。もう一人の見張りは何があったか理解するのに少々時間がかかっただろうか。言葉を発する前に喉を刀が貫通する。口をパクパクと魚のようにすればそのまま崩れ落ちる。そのまま見張りの体を脚で押さえ付け喉から刀を抜く。そして何事も無かったように刀の血を払えば門を開く。その後も見張りや用心棒を斬って、斬って、斬って…そして屋敷の奥に目的の人物が居た。そこには目的の男の他に女と眠っている少女が居た。
【貴様!!誰の屋敷を襲っているのか分かっているのか!】男がそう叫ぶが知ったことはない。女が逃げようと動いた為その女の前に立ち喉を刀で掻っ斬る。血が勢いよく噴き出てピクピクと動いていた手足も少し経てば動かなくなった。
【金か!金なら払う!!だから頼む!命、命だけは!】男はその光景を見たからか急に土下座をして頼み込んできた。そんな頼みに耳を貸すつもりなど毛頭無かった。土下座する男の脚の指を一本斬り落とす。男は絶叫と共に起き上がる。
「おい…子供が起きるだろうが。それにそんなすぐに頭上げて…人に物を頼んでるんだろ?」
と言えば男は再び泣きながら土下座をする。お願いします。お願いします。と懇願するのを無視して脚の指を一本、一本と斬り落としていく。その度に男は悲鳴をあげるもなんとか土下座をし続け脚の指は遂に全て斬り落とされてしまった。それでも尚男は土下座をしながらお願いしますと言い続ける。
「なぁ、どんな気持ちだったんだよ。どんな気持ちで殺したんだよ。」そう問いかけるが男はごめんなさい、助けてください、お願いしますを繰り返すだけだった。
「そんなことは聞いてねぇんだよ!!答えろよ!!なぁ!!!」
と土下座をしている男の背中に刀を突き刺す。何度も何度も何度も。突き刺し刀を抜く度に辺りに血が飛び散る。男は既に絶命していた、がそのあとも刀で斬りつけ続ける。我に返ったのは物音がした。眠っていた少女が起き出したのだ。
【お母さん…お父さん………ひっ!?】
少女はキョロキョロして血溜まりに倒れる母を身体中穴だらけでズタボロの父。そして返り血だらけの男を認識する。
【おっ……鬼……。】
幼い彼女にはショックが強すぎたのだろう。その言葉を呟いたのち気絶して倒れてしまった。辺りにはむせかえるような血の匂いが充満していた。そのまま外に出れば雨が降りだしていた。 
そして今に至る。
街ではその酷い現場と少女の証言から鬼の仕業だと騒ぎになった。店主が口を割ってすぐに人相書きが出回るだろう。歩きながらそんなことを考えていたが怒りや殺意が無くなった今では悲しみと悔しさが充満する。もっも早く迎えに来れば…なんて考えがよぎり自分を憎く感じる。何処で…何処で間違えたのか…。答えなのない事を考えながら歩き続けた。
それから数日経ち、奉行の連中に捕まった。連行されている途中に自分の人相書きを見た。『鬼』と書かれたその人相書きには他に自分の名前と似顔絵、事件の一部が書かれていた。鬼と判断された俺には処刑の判決が下った。それも公開処刑。
街の真ん中で鎖で縛り付けられ周りには見物人が沢山いる。
【この鬼が!!】
と誰かが石を投げた。それから周りの見物客は石やら陶器やらを投げつけてくる。あぁ、痛いな…。彼女はこれ以上の痛みを与えられて死んだのか…。処刑前【最後に何か言うことはあるか?】と執行人は聞いてきた。俺は声を大にして叫んだ。
「ここで死んだら鬼になってお前らは殺す!一人残らず全員斬り殺してやる!」
動揺する見物人達、そして刃を首に当てられる…。あぁ…俺、死ぬのか…本当に生まれ変わって鬼になったらどうするかな…。彼女に会えるかな…。次は……


【鈴鬼、いつも起きている時間だが起きなくていいのか…?ほら、起きろ。】という言葉とゆさゆさと揺らされた事で目を覚ます。時計を見れば確かにもう起きる時間だ。……何か長い夢を見ていた気がするが、思い出せない。不思議そうに彼女はこちらを向いている。
「まぁ…いっか。おはよう、咲也!今日の朝飯はなんだ?」
そう言い1人の鬼、夜叉鈴鬼は寝床から起きる。
さて、今日は何をするかな?
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2019/3/14